人を知る
疲れも吹き飛ぶような
充足感があります。
舞台操作 Mayumi.A
- 入社年
- 2007年(新卒)
- 出身地
- 福岡県
舞台に関わりたいという思いから入社に
入社のきっかけは?
高校時代、文化祭に裏方として携わることがあり、一つのイベントを創るのに数多くの人が関わっていることを知りました。それが裏方の仕事に興味を持った最初のきっかけです。その時から、舞台操作という職種が第一志望というわけではなかったのですが、何かしらの形で舞台に関わりたいという思いが強かったため、入社を決めました。
ワーキングスタイルを教えてください。
10:00 機構チェック ⇒ 10:30 開場、開演準備 ⇒ 11:00 昼の部開演 ⇒ 13:45 終演、夜の部開演準備 ⇒ 14:00 昼食 ⇒ 15:30 夜の部開演 ⇒ 18:30 終業
これはとある月の公演中の1日の流れです。公演が基本的に1ヵ月単位で毎月変化があるので、1日のスケジュールも毎月変わります。
舞台を成功させるために
大変なことは?
舞台操作というのは、一つの失敗や見落としが事故につながる可能性のある仕事です。そのため、操作ミスをしないように、また安全確認等に神経を使う場面が多々あります。
また、公演の準備期間中には勤務時間が長くなり、深夜に作業をすることも多くなるので、体調管理も大変なことの一つかもしれません。
やりがいを感じた瞬間はなんですか?
一番やりがいを感じるのは、やはりお客様が楽しんで下さっている姿を見た時です。準備期間中は大変だと思うこともありますが、初日の公演が幕を開けて、お客様の拍手や笑い声を聞いた時には、それまでの疲れも吹き飛ぶような充足感があります。その喜びがまた次の公演に対するモチベーションにも繋がるのです。
お客さんの感想が原動力に
今まで一番嬉しかったことはありますか?
最近行ったお店の店員さんがお芝居好きな方で、私の勤務している劇場にも観に来られていたらしく、ある作品について「良かった。感動した。」という感想を聞くことがありました。
普段お客様の声を直に聞くこともあまりないですし、特に舞台機構の演出についても触れて作品を褒めて下さったので、舞台に関わっている一人としてとても嬉しく思いました。
今後の目標を教えてください。
舞台の仕事というのは一人ではできません。チーム内、また他部署とのコミュニケーションが大事になってきます。ですが私自身、実は人と話したりするのがあまり得意ではないので、コミュニケーション能力は向上させていきたいと常々思っています。後輩や新しく入社する人たちと上手く連携をとることで、円滑に、そして安全に業務を進めていけるようになりたいです。
最後に求職者の方に向けてメッセージをお願いします。
大変なことも多い反面、喜びや感動も多くある仕事です。舞台に興味がある方、皆で何かを創ることが好きな方、ぜひ一つの舞台が出来上がっていく感動を一緒に味わいましょう!
休日の過ごし方
休日は、お芝居を観に行くことが多いです。
大劇場だけでなく、小劇場にもよく足を運んでいます。